【服の交換会開催レポート】持続可能なファッションの輪を広げる3日間

この度、大井競馬場フリーマーケットとダイハツ夏祭りマルシェにて「服の交換会」を開催いたしました。炎天下の中、多くの皆様にご参加いただき、心より感謝申し上げます。

■開催概要

開催日程・会場

① 2025年7月19日（土）～20日（日）9:00～14:00
大井競馬場「大井競馬場フリーマーケット」内
（東京都品川区勝島２丁目１）
② 2025年7月21日（月・祝）10:00～15:00
「ダイハツ夏祭りマルシェ」内
（東京都中央区月島２丁目１５−１ダイハツ東京販売(株) 東京Dモール月島店）

交換ルール
不要になった服1着を「友達に譲る」気持ちで持参していただき、会場内の交換服から1着をお選びいただけます。交換料は550円（税込）とさせていただきました。

■開催結果

3日間の開催での結果は下記の通りとなりました。

参加者数：245名
交換された服：654枚
総重量：175.2kg
CO2削減効果：320.5kg

廃棄されることなく新しい持ち主のもとへと旅立った服たちが、地球環境にも貢献する結果となりました。

■各会場での様子

大井競馬場フリーマーケット会場

炎天下にも関わらず、古着やリユースに関心の高い多くの方にご来場いただきました。「買う」のではなく「交換」するという新しい体験に興味を持たれる方が多数いらっしゃり、リユース文化の浸透と、それを自分らしく楽しむ文化の広がりを実感いたしました。

ジャンルを問わずカジュアルからきれいめファッションまで様々な服がラックにならぶ「服の交換会」は、ぱっと見では、どういうテイストがあるのかわかりにくい部分もありますが、結果として、多様な方に興味を持っていただけ、より自分に合う掘り出し物を見つけていただく楽しみも感じていただけたようでした。また、服の交換会が掲げる理念や活動の意義を説明したボードも、来場者の関心を引く重要な役割を果たしていました。

特に印象的だったのは、弊社のワンピースブランドをご愛用いただいているお客様からいただいたお声です。
「ブランドの服はもちろん好きですが、服を売っているだけではなく、こういった活動までされていることが本当に素晴らしく、より一層好きになりました」というお言葉は、私たちの活動が持つ意味の深さを実感させてくれました。

大井競馬場での服の循環比率

大人服：子供服＝ 8：2

ダイハツ夏祭りマルシェ会場

ファミリー向けマルシェという特性を活かし、子供服を通常より多めに準備して開催いたしました。その結果、大人服と子供服の循環比率が4：6となり、通常の7：3という比率を大きく上回る子供服の循環率となりました。

参加者の構成も興味深く、ファミリー層が多いマルシェでありながら、服の交換会には一人または友達同士での参加が6割、ファミリーでの参加が4割という結果となりました。幅広い層の方々に楽しんでいただけたことを嬉しく思います。

主催していただいたダイハツ東京販売株式会社のご担当者からも、「服の交換会を訪れる方がひっきりなしで、交換の循環率の高さにも驚いた」とのお言葉をいただき、東京開催を待ってくださっていた参加者の皆様の、服の交換会やサステナブルへの関心の高さを実感いたしました。

■参加者の皆様の声

服の交換は個人ができるデコ活（脱炭素活動）の一つでもありますが、参加された皆様からは「地球に良いことをしている」という考え以上に、「不要になった服を新しい形で活用できる体験が楽しい」「一期一会の掘り出し物との出会いが嬉しい」「誰かに喜んでもらえることの嬉しさ」「子供服の早いサイズアウトのサイクルを助けてくれる」といった、ポジティブな感情を多くお聞かせいただきました。