名の無い領域を大切にする。すると、人や場に、タオというパワーが生まれていく。

社長ブログ

何億年という進化の過程で生まれた旧皮質

天外 伺朗 さんの本を読み尽くしてから、フロー経営、長老型経営を実践してくなかで、タオ。という見えないパワーが体感の中で見えた。

人は何億年という進化の過程で、感情や情動や本能、信頼や愛や嫌悪、言葉にならない部分を司る旧皮質という脳ができ、その後、たったこの数万年の過程で言葉や数字や論理をつかさどる新皮質ができた。

旧皮質は、内発的動機
新皮質は、外発的動機

とリンクしていく。旧皮質につながる内発的動機は、何億年もの進化の過程で生まれたパワーの源なのだ。ワンちゃんや猫ちゃんにも、旧皮質があり、人懐っこくなったり、遊びたがったり、悲しんだり、愛情深かったりする行動をするのも、人と同じ原理。

非言語的な
名の無い見えない世界を
大切にする

人は、内発的動機に接地してるとき、深く言葉にならない幸せを感じ、エネルギーがわく。現代社会は、指示、命令、ルール、罰、人の目、プライド、人の評価、など、心の内側につながってないものが溢れてしまい、見えるもの、名のあるものに、囚われてしまってる。

非言語的な、名の無い見えない世界、旧皮質にできるだけ、触れる機会を会社の中で増やしていくことに努力した。無条件の受容。無条件の信頼。多様性の受容。をいろんな日々の対話の中でお互いが感じていくように、お互いで感じ合いながら、そんな活動を何年もやってくなかで、心の声に接地できる人が少しづつ増えた気がする。ミーティングでたまに、泣いたりする人が現れるのだが、たぶん心にならない、内なる声に接地したんだろうと思う。

その内なる声を、感じていくヒントになったのが、加島祥造さんの、タオ。という本。すごく短きわかりやすい詩で老子の和訳をしてくれている。

今日はその一節を

……………………….

道 タオ  

『名のない領域』

これが道(タオ)だと口で言ったからって

それは本当の道(タオ)じゃないんだ。

これがタオだと名づけたって

それは本物の道(タオ)じゃないんだ。

なぜってそれを道(タオ)だと言ったり

名づけたりするずっと以前から

名の無い道(タオ)の領域が

はるかに広がっていたんだ。

まずはじめは

名の無い領域であった。

名の無い領域から

天と地が生まれ

天と地のあいだから

数知れぬ名前が生まれた。

だから天と地は

名の有るすべてのものの 

『母』と言える。

ところで

名の有るものには欲がくっつく。

欲がくっつけば、ものの表面しか見えない

無欲になって、はじめて

真のリアリティが見えてくるのだよ。

名の有る領域と

名の無い領域は、同じ源から出ている

名が有ると無いの違いがあるだけなんだ。

名の有る領域の向こうに

名の無い領域が

はるかに広がっている

明と暗とまざりあった領域が、

はるかに広がっている。

その向こうにも、、、

入り口には

衆妙の門が立っている。

森羅万象のくぐる問だ。

この神秘の門をくぐるとき、

ひとは本物の

Life Force につなかるのだよ。

our mission

人々の毎日に幸せや喜びや感動の溢れる世界をつくる

久本和明

コメント